Entries from 2017-01-01 to 1 year
こんにちは。国連広報センターで2017年9月から12月まで、3ヶ月インターンをしていた、山田奈菜実です。私は多摩美術大学を卒業後、アイルランドで留学をし、その後この国連広報センターのインターンとして働かせていただきました。国際機関の広報という…
今年1月1日に就任したアントニオ・グテーレス国連事務総長が、日本滞在時間24時間という短時間ではありましたが、就任1年目に日本を訪問。気候変動のパリ協定採択からちょうど2年にあたる12月12日にフランス政府・国連・世界銀行がパリで共催した「One Planet…
~SDGs学生フォトコンテスト2017大賞受賞者、ブラジルから来日~ ルイス・グスターヴォ・カヴァリェイロ・シウヴァ(Luís Gustavo Cavalheiro Silva)さん(以下ルイスさん)は、持続可能な開発目標(SDGs)学生フォトコンテストで大賞(外務大臣賞)を受賞…
所長の根本です。国連広報センターは多くの国連の高官の訪日の受け入れをサポートしています。この秋も高官の訪日ラッシュが続いていますが、日本がそれだけ大切な国連加盟国であることのあらわれでしょう。そんな中、私たちにとってひときわ嬉しかったのは…
東京発で昨年から始まった持続可能な開発目標(SDGs)学生フォトコンテストは、今年ますますグローバル色を強め、世界73カ国から1,000点以上の応募を集めました。これは応募数で昨年を60%上回る増加です。 その中から栄えある大賞(外務大臣賞)に輝いたのは…
「わたしのJPO時代」第19弾は、国連教育文化科学機関(ユネスコ)のバンコク・アジア太平洋地域事務所で教育事業コーディネーターを務める諸橋淳(もろはし じゅん)さんのお話をお届けします!「戦争は人々の心の中で生まれるものであるから、人々の心の中…
2017年夏、中満泉(なかみつ・いずみ)国連軍縮担当上級代表が、広島・長崎での平和式典参列のため、今年5月の同ポスト就任後初めて日本を訪問しました。その際、根本かおる国連広報センター所長が軍縮上級代表就任への抱負、21世紀型の軍縮、核兵器禁止条約…
‐バーミヤンの大仏は再建されるべきか否か?‐ 20年以上内乱が続いた2002年よりアフガニスタンの文化遺産復興に取り組むユネスコで、文化財の復興に携わる長岡正哲(ながおか・まさのり)さんに、バーミヤンの文化遺産保護の意義や難しさについて前編に続き寄…
前編‐文化遺産バーミヤンの保護と経済復興の両立‐ 20年以上内乱が続いた2002年よりアフガニスタンの文化遺産復興に取り組むユネスコで文化財の復興に携わる長岡正哲(ながおか・まさのり)さんに、バーミヤンの文化遺産保護の意義や難しさについて寄稿して頂…
中満泉(なかみつ・いずみ)軍縮担当上級代表が8月2日(水)から10日(木)にかけて、来日しました。同氏が日本を訪れたのは、5月の就任後初めてです。 今回の訪問では、広島・長崎での平和式典に参列し、国連事務総長メッセージを代読したほか、日本政府要…
国連広報センター所長の根本です。8月6日夏の札幌で、17のSDGsの目標から3つを選んでネタに盛り込み、競い合うという新機軸のイベントがあり、審査員として参加させていただきました。名付けて、M-1ならぬ「SDGs-1 グランプリ」。吉本興業と北海道による、北…
国連広報センター所長の根本かおるです。ニューヨークの国連本部は世界中から見学に訪れる観光名所です。国連本部の中を見学して回るガイドツアーに参加する人々が集まるビジターズ・ロビーで、国連広報センターが主催する「Spotlight on SDGs」展 が、SDGs…
田 仁揆さん(でん ひとき)さん -紛争予防と平和構築を支える国連政治局の役割- 第10回は、長年にわたって国連の政治局に所属した田仁揆さんです。田さんは、政治局がまだ国連政治総会問題局だった頃に国連に入り、その後、ミャンマー、ネパール、モルデ…
私のアフガニスタン訪問記・連載ブログの第5回は、同国に展開する世界最大の国連特別政治ミッション、UNAMAを率いる山本忠通・事務総長特別代表をご紹介します。治安の悪化、失業、腐敗の蔓延によって、国民の間に悲観的なムードが広がるなかで、和平と復興…
今回のブログでも、アフガニスタンのさまざまな女性たちを紹介したいと思います。首都カブールでジャムやクッキー、バスケット、ニット製品、アクセサリーをつくって販売する女性たち。バーミヤンで出会った、ユニセフが支援する医療活動を支える女性たち、…
シリアに次いで世界で2番目に難民を生み出しているアフガニスタン。実は今、パキスタン、イランから難民が同国に戻る帰還ラッシュが起こっています。2016年には100万人を記録し、2017年には120万人が帰還すると予想されています。4月29日から5月3日にかけて…
アフガニスタン訪問記の第2回は、同国での女性たちとの出会いにスポットを当てます。UNAMAのフィールド事務所を率いるフィリピン出身の女性所長との出会いや、Afghanistan Justice Organization、Medica Afghanistanなど、同国の市民団体をけん引する女性た…
アフガニスタンは今、長きにわたる劣悪な治安情勢により、人々の生活が深刻な影響を受けています。2016年末の国内避難民の数は約150万人。2009年から2016年までに民間人の死傷者数は合計7万人を超えたといわれます。現在、同国には、国連の特別政治ミッショ…
TOGETHERキャンペーンの一環として、この度、グローバル・マイグレーション・グループ(GMG)議長を務めるデイビッド・マローン国連大学学長(国連事務次長)にお話を伺いました。GMGとは、国際移住機関(IOM)や国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を含む22…
国連広報センター所長の根本です。4月20日から23日まで沖縄各地で開催された「島ぜんぶでおーきな祭・第9回沖縄国際映画祭」に参加し、最終日の23日にはレッドカーペットを歩くという、生まれて初めての体験をさせていただきました。 西川きよし師匠、そして…
「日本人元職員が語る国連の舞台裏」 ~日本の国連加盟60周年特別企画~ (9) 久山純弘(くやま すみひろ)さん -日本政府と国連機関、2つの立場における挑戦- 第9回は、長年にわたり国連機関に関わるお仕事に従事され、2005年には国連諸活動に貢献した…
スポーツと開発・平和が密接に関わっていることをどれくらいの人が知っているのでしょうか。国連は2014年から今日4月6日を「開発と平和のためのスポーツの国際デー」と定め、スポーツが幸福と健康を増進し、寛容と相互理解を育む側面に着目してきました。今…
2016年の11月中旬から2月中旬までの3カ月間、インターンシップに参加した安田佑介です。国連広報センターのインターンシップに応募したきっかけは、報道機関への就職が決まったことでした。ニュース制作支援、特に国際報道に関わることになるため、入社前に…
第13回 法務省 萩本修 人権擁護局長 ~違いは個性、多様性から生まれる豊かさを尊ぶ~ 今日、日本を訪れる外国人の数が増える傾向にあるなか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを契機にさらにその数は増加するだろうと言われています。言語、文化、…
第12回 国連宇宙空間平和利用委員会 科学技術小委員会議長の向井千秋さん ~国の枠を越えた、「UNITE」を実現する宇宙利用を目指して~ アジアで初の女性宇宙飛行士として2度の宇宙飛行を果たし、日本の宇宙開発分野に大きく貢献されてきた向井さん。2017年1…
第11回 CERF(国連中央緊急対応基金)諮問委員会委員/ 国際協力NGO JEN代表理事の木山啓子さん ~市民社会の代表として等しく尊い全ての人のために~ 今、人道問題は史上最悪ともいえる状況にあります。世界の難民・国内避難民の数は6530万人に達し、気候変動…
長谷川祐弘(はせがわ すけひろ)さん -平和構築の現場から体得した紛争予防と国際支援の在り方- 連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」第8回は長谷川祐弘さんです。1969年以来、国連開発計画、国連ボランティア計画、国連平和維持活動で要職を歴任され…
「わたしのJPO時代」第18弾は、国連砂漠化対処条約(UNCCD)事務局でコミュニケーションチーム・リーダー・スポークスパーソンを務める堀幸恵(ほり・ゆきえ)さんのお話をお届けします! 島嶼国フィジーでJPOをスタートした堀さんは環境情報、ジェンダー、…
皆さま、こんにちは。国連広報センターの千葉と申します。 昨年12月14日、国連事務局のヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)と呼ばれる職員採用試験(国連人事局主催)の筆記試験(経済分野と情報技術)が外務省国際機関人事センターの支援態勢の…
「わたしのJPO時代」第17弾は、国連環境計画(UNEP)アジア太平洋地域事務所で化学品・廃棄物プログラム調整官を務める吉田鶴子(よしだ・かくこ)さんのお話をお届けします! 「環境という国境のない仕事に関わりたい」という大きな志を抱き、自然保護NGOか…