国連広報センター ブログ

国連のさまざまな活動を紹介します。 

写真でつづる、フレミング国連事務次長(グローバル・コミュニケーション担当)の訪日

国連広報センターが所属する国連グローバル・コミュニケーション局のトップ、メリッサ・フレミング国連事務次長が5月末に訪日しました。2年半ぶりとなった訪問の間、フレミング事務次長は朝から晩まで精力的にさまざまな日本の関係者と対話し、協力関係を…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える 特別編(3)南スーダンにおける航空安全 新山英亮3等陸佐 寄稿

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。現地で出会ったUNMISS司令部に派遣されている3人の自衛隊員の方々に任務の詳細…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える 特別編(2)学生時代にみた国連ミッションと今 皆川桃子3等陸佐 寄稿

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。現地で出会ったUNMISS司令部に派遣されている3人の自衛隊員の方々に任務の詳細…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える 特別編(1)「東北のために」から「南スーダンのために」喜田一磨3等陸佐 寄稿

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。現地で出会ったUNMISS司令部に派遣されている3人の自衛隊員の方々に任務の詳細…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(6)「日の丸」の重み 

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(5)気候変動の影響、女性の安全へのしわ寄せ大きく

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(4)気候ショックと安全保障:国連PKOによる対応の最前線

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(3)緊張の高まりに奔走する国連PKO幹部たち

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(2)脆弱な和平プロセスにおける、世界最大クラスの国連PKOの活動

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える (1)なぜ今、南スーダンなのか?

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

陸上自衛官の活躍:インドネシアでの地域能力の強化

国連の平和維持要員を訓練するには何が必要か考えたことはありますか。ヒントです。それは最新の技術や最新の装備ではありません。一言で言えば、「パートナーシップ」です。 実習中のブルドーザーに乗る増田3曹(左) ©陸上自衛隊 2030アジェンダの目標の…

偽情報・誤情報の先にあるもの ― 「情報の誠実性のための国連グローバル原則」に寄せて

選挙イヤーと言われた2024年は、世界各地で大型選挙が行われる中で情報戦が過熱し、オンライン上のデマや不確かな情報、ヘイトスピーチなどの問題が顕著になった年でした。災害や紛争などの緊急事態でもデマや不確かな情報、ヘイトスピーチが流布されやすい…

未来への約束を果たすためのアクションはもう始まっている ー 国連「未来サミット」を受けて

国連ハイレベルウィークにニューヨークに出張した根本かおる国連広報センター所長の現地報告をお届けします。 国連総会ハイレベルウィーク期間中に設けられた「SDGメディア・ゾーン」で、フェリペ・ポーリエ ユース課題担当事務次長補、高橋悠太「かたわら」…

国連「未来サミット」が目指すもの(2):主要議題としての、若者の意味ある参画

国連ハイレベルウィークを前に、注目が集まる「未来サミット」について、根本かおる国連広報センター所長の寄稿をお届けします。 朝日を浴びるニューヨーク国連本部 ©UN Photo/Manuel Elías 9月22・23日開催の国連「未来サミット」に向けたプロセスの中で、…

国連「未来サミット」が目指すもの(1): 祖父母のために構築されたシステムから脱却し、21世紀型の多国間主義を

国連ハイレベルウィークを前に、注目が集まる「未来サミット」について、根本かおる国連広報センター所長の寄稿をお届けします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー マンハッタンの街並みを背景に、国連本部ビル建設に従事す…

「何もしないともっと暑くなる」SNSムーブメント立ち上げ

国連広報センター所長の根本かおるです。 ウクライナやガザでの戦争で分断の深まる世界を一つにまとめるものがあるとすれば、それは私たち全員がますます暑さを感じているということでしょう。2023年7月に「地球温暖化の時代は終わり、私たちは地球沸騰化の…

ガザの紛争による爆発物のリスクから市民を守る

戦禍を受けたガザの人々に人道支援を届けることは命がけです。不発弾などの爆発物が残る瓦礫の中や破壊された地域を長時間かけて進む人道物資の運搬は、国連地雷対策サービス(UNMAS)が不発弾等のリスクを確認し、危険なルートを避けて人道支援の隊列を守ら…

ジェンダーと気候変動 南スーダン共和国から

水や薪を求めて、南スーダンの女性たちは遠方まで歩かざるを得ない©UNMISS Patrick Orchard 気候変動の深刻化は、気候災害の大幅な増加や多くの国内避難につながっています。さらには安全保障に大きな影響を与え、国連安全保障理事会で気候変動が安全保障の…

誰が何のために発信しているの? 子どもたちと考える災害時の情報

戸田市立美女木小学校5年生に向けたデジタル・シティズンシップの授業の1コマ(C) UNIC Tokyo 「デジタル・シティズンシップ」という言葉をご存知ですか?「デジタル技術の利用を通じて、社会に積極的に関与し、参加する能力」と欧州評議会が定義しているもの…

未曽有の「人類の危機」

2023年を振り返って、根本かおる国連広報センター所長の寄稿をお届けします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 年の瀬を迎え2023年を振り返るとき、10月7日の世界を震撼させたイスラム組織ハマスなどによるイスラエルへのテロ奇襲…

リレーエッセイ「人権とわたし」(6)小保方智也さん:国連特別報告者(現代的形態の奴隷制担当)の活動から

今年は「世界人権宣言」が採択されてから75周年の節目です。国連創設の3年後に現代人権法の礎となる文書が生まれた背景には、第二次世界大戦中で特定の人種の迫害や大量虐殺などを許してしまった経験から、人権問題が国際社会全体にかかわる問題であり、人…

リレーエッセイ「人権とわたし」(5)前田直子さん:拷問禁止の歩みと直面する課題

今年は「世界人権宣言」が採択されてから75周年の節目です。国連創設の3年後に現代人権法の礎となる文書が生まれた背景には、第二次世界大戦中で特定の人種の迫害や大量虐殺などを許してしまった経験から、人権問題が国際社会全体にかかわる問題であり、人…

リレーエッセイ「人権とわたし」(4)石川准さん:障害者権利委員会委員としての4年を振り返って

今年は「世界人権宣言」が採択されてから75周年の節目です。国連創設の3年後に現代人権法の礎となる文書が生まれた背景には、第二次世界大戦中で特定の人種の迫害や大量虐殺などを許してしまった経験から、人権問題が国際社会全体にかかわる問題であり、人…

リレーエッセイ「人権とわたし」(3)寺谷広司さん:世界人権宣言採択75周年に寄せて――自由権規約委員会委員の立場から

今年は「世界人権宣言」が採択されてから75周年の節目です。国連創設の3年後に現代人権法の礎となる文書が生まれた背景には、第二次世界大戦中で特定の人種の迫害や大量虐殺などを許してしまった経験から、人権問題が国際社会全体にかかわる問題であり、…

リレーエッセイ「人権とわたし」(2)大谷美紀子さん:なぜ子どもの人権問題に取り組むのか

今年は「世界人権宣言」が採択されてから75周年の節目です。国連創設の3年後に現代人権法の礎となる文書が生まれた背景には、第二次世界大戦中で特定の人種の迫害や大量虐殺などを許してしまった経験から、人権問題が国際社会全体にかかわる問題であり、人…

リレーエッセイ「人権とわたし」(1)秋月弘子さん:幸運な国の不運な女性?

今年は「世界人権宣言」が採択されてから75周年の節目です。国連創設の3年後に現代人権法の礎となる文書が生まれた背景には、第二次世界大戦中で特定の人種の迫害や大量虐殺などを許してしまった経験から、人権問題が国際社会全体にかかわる問題であり、人…

スーダンからの退避

スーダンで活動中の筆者 【略歴】本多麻純(ほんだ・ますみ) 大学卒業後民間企業での勤務を経て国際協力を行うNGOに入職。東北やハイチの地震被災者支援、シリアやミャンマー、アフガニスタン、スーダンにおける地雷対策を含む人道支援に従事。休職中、2017…

グラフィックスで見る「気候変動」ファクト

猛暑厳しい夏だった2023年、世界各地で最高気温を記録、世界気象機関(WMO)によると、今年の6~8月は観測史上最も暑い3か月となりました。各地で山火事や豪雨などの異常気象が頻発し、これまでにない気候を実感した方が多いのではないでしょうか。 気候変動と…

国連総会ハイレベル・ウィーク報告記:SDGs後半戦 挽回に向けた決意

国連広報センター所長の根本かおるです。 国連総会ハイレベル・ウィークに合わせてニューヨークに出張してきました。今年は2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)の実施期間のハーフタイム。SDGsのターゲットのうち順調に進捗しているものは15パーセントに…

日本から世界に伝えたいSDGs⑥【生まれる前から被爆者 家族それぞれの8月6日を胸に】

©UNIC Tokyo/Mariko Iino 【略歴】濱住治郎(はますみ・じろう) 広島県出身。母親が妊娠3カ月の時に被爆したことで、「胎内被爆者」として被爆者健康手帳を持つ。2003年に東京都稲城市原爆被爆者の会を結成し、2007年から体験を伝え始める。原爆胎内被爆者…