国連広報センター ブログ

国連のさまざまな活動を紹介します。 

TOGETHER、共に難民や移民の社会的排除の終わりを望んで -国連大学学長デイビッド・マローン氏とのインタビュー- Seeking an End to Social Exclusion of Refugees and Migrants TOGETHER -Interview with UNU Rector David Malone-

TOGETHERキャンペーンの一環として、この度、グローバル・マイグレーション・グループ(GMG)議長を務めるデイビッド・マローン国連大学学長(国連事務次長)にお話を伺いました。GMGとは、国際移住機関(IOM)や国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を含む22…

SDGs x 島ぜんぶでおーきな祭:持続可能な開発目標(SDGs)を沖縄から発信

国連広報センター所長の根本です。4月20日から23日まで沖縄各地で開催された「島ぜんぶでおーきな祭・第9回沖縄国際映画祭」に参加し、最終日の23日にはレッドカーペットを歩くという、生まれて初めての体験をさせていただきました。 西川きよし師匠、そして…

連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」 ~日本の国連加盟60周年特別企画~ (9)

「日本人元職員が語る国連の舞台裏」 ~日本の国連加盟60周年特別企画~ (9) 久山純弘(くやま すみひろ)さん -日本政府と国連機関、2つの立場における挑戦- 第9回は、長年にわたり国連機関に関わるお仕事に従事され、2005年には国連諸活動に貢献した…

スポーツ×開発×平和の未知なる可能性

スポーツと開発・平和が密接に関わっていることをどれくらいの人が知っているのでしょうか。国連は2014年から今日4月6日を「開発と平和のためのスポーツの国際デー」と定め、スポーツが幸福と健康を増進し、寛容と相互理解を育む側面に着目してきました。今…

3ヶ月のインターンシップを終えて

2016年の11月中旬から2月中旬までの3カ月間、インターンシップに参加した安田佑介です。国連広報センターのインターンシップに応募したきっかけは、報道機関への就職が決まったことでした。ニュース制作支援、特に国際報道に関わることになるため、入社前に…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(13)

第13回 法務省 萩本修 人権擁護局長 ~違いは個性、多様性から生まれる豊かさを尊ぶ~ 今日、日本を訪れる外国人の数が増える傾向にあるなか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを契機にさらにその数は増加するだろうと言われています。言語、文化、…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(12)

第12回 国連宇宙空間平和利用委員会 科学技術小委員会議長の向井千秋さん ~国の枠を越えた、「UNITE」を実現する宇宙利用を目指して~ アジアで初の女性宇宙飛行士として2度の宇宙飛行を果たし、日本の宇宙開発分野に大きく貢献されてきた向井さん。2017年1…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(11)

第11回 CERF(国連中央緊急対応基金)諮問委員会委員/ 国際協力NGO JEN代表理事の木山啓子さん ~市民社会の代表として等しく尊い全ての人のために~ 今、人道問題は史上最悪ともいえる状況にあります。世界の難民・国内避難民の数は6530万人に達し、気候変動…

連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」 ~日本の国連加盟60周年特別企画~ (8)

長谷川祐弘(はせがわ すけひろ)さん -平和構築の現場から体得した紛争予防と国際支援の在り方- 連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」第8回は長谷川祐弘さんです。1969年以来、国連開発計画、国連ボランティア計画、国連平和維持活動で要職を歴任され…

わたしのJPO時代(18)

「わたしのJPO時代」第18弾は、国連砂漠化対処条約(UNCCD)事務局でコミュニケーションチーム・リーダー・スポークスパーソンを務める堀幸恵(ほり・ゆきえ)さんのお話をお届けします! 島嶼国フィジーでJPOをスタートした堀さんは環境情報、ジェンダー、…

国連事務局ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)をご存知ですか ~昨年12月14日、筆記試験が実施されました~

皆さま、こんにちは。国連広報センターの千葉と申します。 昨年12月14日、国連事務局のヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)と呼ばれる職員採用試験(国連人事局主催)の筆記試験(経済分野と情報技術)が外務省国際機関人事センターの支援態勢の…

わたしのJPO時代(17)

「わたしのJPO時代」第17弾は、国連環境計画(UNEP)アジア太平洋地域事務所で化学品・廃棄物プログラム調整官を務める吉田鶴子(よしだ・かくこ)さんのお話をお届けします! 「環境という国境のない仕事に関わりたい」という大きな志を抱き、自然保護NGOか…

2016年冬季インターンを終えて

今年の9月から約3ヵ月間、国連広報センターで働いたインターン2名が12月末に卒業しました。今回はその二人にUNICでのインターン経験を振り返ってもらいます。 左からインターン卒業生の位下昌平と李ソミン 位下 昌平 日本人インターンとして3ヶ月間UNICで働…

祝・日本の国連加盟60周年~写真で綴る記念行事(12月19日) ~

60年前の12月18日、日本は80番目の加盟国として国連に加盟し、国際社会への復帰を果たしました。2016年は国連加盟60周年記念として、多くの記念事業が実施され12月19日(月)、国連大学のウ・タント国際会議場において、外務省及び日本国際連合協会主催で、国…

国連加盟60周年記念行事サイドイベント 【写真パネル展・動画上映 オープニング・セレモニー】

-今年は日本の国連加盟60周年- 12月12日、日本の国連加盟60周年を記念する「国連と日本の歩みを紹介する写真パネル展覧会・動画上映会」のオープニングセレモニーが国連大学で開催されました。国連広報センターを含む8つの国連諸機関と外務省の代表が一同…

映画『母と暮らせば』を通じて、長崎から平和について考える

国連広報センター所長の根本です。日本の国連加盟60周年の今年は、いつにも増して国連と日本の歩みの「これまで」と「これから」について思いをめぐらせています。 国連総会が1946年に採択した第1号決議は、広島・長崎への原爆投下によってもたらされた惨禍…

連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」 ~日本の国連加盟60周年特別企画~ (7)

黒田順子(くろだ みちこ)さん -国連の本部と現場の狭間で、結果を出すために奔走した日々- 第7回は、国連機関で30年に及ぶ勤務経験を持つ黒田順子さんです。東ティモールで国連平和維持および平和構築活動に官房長(Chief of Staff)として携わった経験…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(10)

第10回 国連の障害者権利委員会のメンバー、石川准さん ~障害者が「楽しい!」と感じられるような研究を柱に~ 世界人口は約74億人、そのうち約15%の10億人が何らかの障害を持っていると言われています。日本では、約7%の方が何らかの障害を有しています。…

フォトコンテストの大賞受賞者、ニコラスとの一日 

国連広報センターインターンの李 ソミンです。10月25日、前日に行われた「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」学生フォトコンテストの授賞式のために、ニコラス・モンテベルデ=ブスタマンテさん(大賞受賞者)が来日しました。二日かけて、ちょうど…

「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」学生フォトコンテスト 授賞式

10月24日(月)、国連広報センターと上智大学共催の「わたしが見た持続可能な、開発目標(SDGs)」フォトコンテスト授賞式が行われました。関係者席を含め約250席準備した会場は満員となり、大盛況でした。 大賞(外務大臣賞)に輝いたニコラス・ブスタマンテ=モン…

「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」学生フォトコンテスト 受賞作品一覧

大賞(外務大臣賞) “EL OJO DEL CONSUMO” (消費者の目) ニコラス・モンテベルデ=ブスタマンテ / ペルー ペルーのカヤオにある海洋保護区を訪れたとき、廃棄されたタイヤが沢山あるのに気づいて、とても気になりました。海洋汚染はいま人類が直面している大き…

連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」 ~日本の国連加盟60周年特別企画~ (6)

佐藤純子(さとうじゅんこ)さん ―国連の図書館で垣間見た国際政治と時代の変化- 第6回は、国連のダグ・ハマーショルド・ライブラリーに長年勤務された佐藤純子さんです。国連資料のIndexづくりを専門とし、国連文書に造形が深い佐藤さんですが、公式な仕事…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(9)

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(9) 大谷美紀子弁護士 ~日本人初の「子どもの権利委員会」委員就任は、信念と実行力のたまもの~ ー11月20日は、世界の子どもの日ですー 「国連を自分事に」シリーズ第9回は、2017年3月に日本人としては…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」 (8)

第8回 高校生、模擬国連で「世界」と出会う 模擬国連、英語ではModel United Nations について耳にしたことはありますか? 世界の諸課題を学ぶために国連での会議をシミュレーションするというもので、大学生のみならず最近では高校生にもじわじわと広がりを…

北海道にみた国連につながる歴史-国際連盟と新渡戸稲造

ー北海道の国連寄託図書館を訪ねましたー みなさま、こんにちは。 国連広報センターで、国連寄託図書館のコーディネートや研修などを担当しております、千葉と申します。 10月の終わりに、国連寄託図書館のひとつである北海道大学附属図書館を訪ねてまいりま…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」 (7)

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(7) 野口元郎さん ~ 世界初の被害者信託基金を理事長として率いて ~ オランダのハーグにある国際刑事裁判所(International Criminal Court, ICC)は、国際社会で最も重大な犯罪「ジェノサイド」「戦争…

わたしのJPO時代(16)

「わたしのJPO時代」第16回は、国連フィールド支援担当事務次長付き特別補佐官、伊東孝一さんのお話をお届けしします。JPO試験合格後、外務省からのポスト提示を待たず、自身で就職活動をした伊東さん。当時国連本部に日本人JPOは皆無でしたが、国連本部 政治…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」 (6)

第6回 国際刑事裁判所(ICC) 尾﨑久仁子次長 ~国際社会の共通利益を追い求める上で、「日本人がいるとチームがしまります!」~ オランダのハーグにある国際刑事裁判所(International Criminal Court/ICC)は、国際社会全体の関心事である最も重大な犯罪…

連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」 ~日本の国連加盟60周年特別企画~ (5)

日本人元職員が語る国連の舞台裏 ~ 日本の国連加盟60周年特別企画 ~ (5) 川端清隆さん 世界平和の実現に日本も強い覚悟を 連載第5回は、国連本部の政治局に長年勤務された川端清隆さんです。世界がまだ冷戦下にあった1988年に国連に入り、激変する政治状況…

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」 (5)

日本の国連加盟60周年記念シリーズ「国連を自分事に」(5) 指揮者 栁澤寿男さん ~ 異なる民族が「共に栄える」音楽を目指して ~ 「国連を自分事に」シリーズ第5回は、バルカン半島の異なる民族出身のミュージシャンが演奏する「バルカン室内管弦楽団」を200…