国連広報センター ブログ

国連のさまざまな活動を紹介します。 

国連広報センターの活動

国連ハイレベル政治フォーラム×SDGs×日本【連載No.6】

国連ガイドツアーでSDGsの啓発促進 みなさま、こんにちは。国連広報センターの千葉です。 これまで5回にわたって、ハイレベル政治フォーラム(HLPF)を起点に、ニューヨークで日本の取り組みを発信していたイベントやSDGs達成のために汗を流す日本人の方々を…

SDGsの広まりを京都で実感!

国連広報センター所長の根本です。SDGsの実施は、思いや関心を持った個人や組織が傍観者ではなく、プレーヤーとして参画できるという点で画期的だとかねがね感じています。国連で採択された文書にありがちな「神棚に祭る」ものではなく、「自分事化して使い…

国連ハイレベル政治フォーラム×SDGs×日本【連載No.5】

SDGsを舞台裏で支える日本人国連職員たち みなさま、こんにちは。国連広報センターの千葉です。 今年7月にニューヨークに出張し取材したハイレベル政治フォーラム(HLPF)を起点にして、ブログを綴らせていただいております。 ©UNIC Tokyo Kiyoshi Chiba 今…

笑いの力でSDGs普及啓発を -「世界に受けた」と手ごたえ

国連広報センターの根本かおるです。8月22・23日にニューヨークの国連本部で開催された「第67回 国連広報局/NGO会議」の場で、吉本興業・電通・SDGs市民社会ネットワークの方々と一緒に、日本で様々な分野のアクターが連携してSDGsの発信に協働で取り組んで…

パレスチナのガザで活動する若手女性起業家とジェンダーやビジネスについて語らう

9月6日、ガザの若手女性起業家のマジド・マシュハラウィさんが国連広報センターを訪問しました。ジャパン・ガザ・イノベーション・チャレンジ ( Japan Gaza Innovation Challenge )が主催するビジネスコンテストで2016年に優勝、環境に優しい建設用ブロッ…

国連ハイレベル政治フォーラム×SDGs×日本 【連載No. 4】

HLPFでの日本の市民社会の情報発信、そしてインタビュー みなさま、こんにちは。国連広報センターの千葉です。 国連事務局ビルを前庭から見上げて ©UNIC Tokyo Kiyoshi Chiba 今年7月にニューヨークに出張し国連本部で取材したハイレベル政治フォーラム(HLP…

写真で綴る、国連事務総長の訪日 2018

8月7日から9日までの3日間、アントニオ・グテーレス国連事務総長が日本を訪問しました。今回の主な目的は、長崎平和祈念式典への出席です。 昨年7月には国連で核兵器禁止条約(the Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons)が採択され、発効に向けた…

国連ハイレベル政治フォーラム×SDGs×日本 【連載No. 3】

HLPFでの日本企業、経団連の情報発信について みなさま、こんにちは。国連広報センターの千葉です。 今年7月にニューヨークの国連本部で取材したハイレベル政治フォーラム(HLPF)について、ブログを綴らせていただいています。第1回 ~ ニューヨーク国連本…

国連ハイレベル政治フォーラム×SDGs×日本 【連載No. 2】

HLPFでの日本政府の情報発信取材と星野大使インタビュー みなさま、こんにちは。国連広報センターの千葉です。 前回に引き続き、ハイレベル政治フォーラム(HLPF)の取材のためのニューヨーク出張について、ブログを綴らせていただきます。 国連総会ビル(左…

国連ハイレベル政治フォーラム×SDGs×日本 【連載No. 1】

ニューヨーク国連本部でみたハイレベル政治フォーラム こんにちは。国連広報センターの千葉です。 7月15日(日)から19日(木)まで、4日間の日程で、ニューヨーク国連本部に出張してきました。 ダグハマーショルド図書館側から臨む国連事務局ビル ©UNIC Toky…

女性と女児に対する暴力を「自分ごと」でとらえるために

女性と女児に対する暴力。 自分の身近で起こっているかもしれない、そう思ったことはありますか。 身体的暴力や心理的暴力、セクシャルハラスメントなどを思い浮かべるでしょうか。 実は、人身売買や児童婚、女性器切除などの文化的慣習も「暴力」に含まれま…

【故郷を後にして70年。今も試練に直面し続けるパレスチナ難民と彼らを支援する国連機関UNRWA No.6】

連載第6回・最終回 顔の見える支援で日本とパレスチナが繋がる 中東でパレスチナ難民が発生して今年で70年となります。彼らの多くは今も故郷に戻ることができず、ヨルダン、レバノン、シリア、ヨルダン川西岸地区、およびガザ地区で主にUNRWA(国連パレスチ…

【故郷を後にして70年。今も試練に直面し続けるパレスチナ難民と彼らを支援する国連機関UNRWA No.5】

連載第5回 豊かな発想と創造力で逆境を生き抜く若者たち 中東でパレスチナ難民が発生して今年で70年となります。彼らの多くは今も故郷に戻ることができず、ヨルダン、レバノン、シリア、ヨルダン川西岸地区、およびガザ地区で主にUNRWA(国連パレスチナ難民…

【故郷を後にして70年。今も試練に直面し続けるパレスチナ難民と彼らを支援する国連機関UNRWA No.4】

連載第4回 障害を持つ難民を置き去りにしないために 中東でパレスチナ難民が発生して今年で70年となります。彼らの多くは今も故郷に戻ることができず、ヨルダン、レバノン、シリア、ヨルダン川西岸地区、およびガザ地区で主にUNRWA(国連パレスチナ難民救済…

海の豊かさを守るためにわたしたちにできること

プラスチック汚染の深刻さを受け、博報堂のクリエイティブ・ボランティアの皆さんが日本語のロゴを制作して下さいました。 「5兆枚」 皆さんがいま、手にしているその「ビニール袋」 毎年、世界ではなんと5兆枚も使用されているのです。 そして、わたしたち…

【故郷を後にして70年。今も試練に直面し続けるパレスチナ難民と彼らを支援する国連機関UNRWA No.3】

連載第3回 適切な医療サービスへのアクセスが確保されないガザ 中東でパレスチナ難民が発生して今年で70年となります。彼らの多くは今も故郷に戻ることができず、ヨルダン、レバノン、シリア、ヨルダン川西岸地区、およびガザ地区で主にUNRWA(国連パレスチ…

【故郷を後にして70年。今も試練に直面し続けるパレスチナ難民と彼らを支援する国連機関UNRWA No.2】

連載第2回 パレスチナ難民の子どもたちの未来を切り開く「教育」 中東でパレスチナ難民が発生して今年で70年となります。彼らの多くは今も故郷に戻ることができず、ヨルダン、レバノン、シリア、ヨルダン川西岸地区、およびガザ地区で主にUNRWA(国連パレス…

子どもに対する暴力撤廃に向けて:『子どものための2030アジェンダ:ソリューションズ・サミット』参加報告会

4月27日(金)、東京のユニセフハウスで『子どものための2030アジェンダ:ソリューションズ・サミット』*の参加報告会が開かれました。 この報告会では、政府、市民社会、企業など各セクターを代表してソリューションズ・サミットに参加した方々から、会議の…

【故郷を後にして70年。今も試練に直面し続けるパレスチナ難民と彼らを支援する国連機関UNRWA No.1】

連載第1回 1948年のナクバ(大惨事)から70年たった今年、パレスチナ難民にさらなる試練が降りかかる 中東でパレスチナ難民が発生して今年で70年となります。彼らの多くは今も故郷に戻ることができず、ヨルダン、レバノン、シリア、ヨルダン川西岸地区、およ…

アウトリーチ拠点としての図書館と持続可能な開発目標(SDGs)

〜国連寄託図書館の研修会を開催しました〜こんにちは。国連広報センターで国連寄託図書館を担当している千葉です。3月1日‐2日、国連広報センターは国連大学ライブラリーとの共催のもと、国連寄託図書館の年次研修会を開催しました。一年に一度開いているこ…

シリーズ:モルディブで、サステナビリティーについて考えた(第5回)

国連広報センターの根本かおる所長は、2018年3月10日から16日、インド洋の島国モルディブを訪問し、気候変動対応の最前線や国連の活動などを視察しました。温暖化による異常気象や海面上昇が人々の暮らしに影響を及ぼしているモルディブで、サステナビリティ…

シリーズ:モルディブで、サステナビリティーについて考えた(第4回)

国連広報センターの根本かおる所長は、2018年3月10日から16日、インド洋の島国モルディブを訪問し、気候変動対応の最前線や国連の活動などを視察しました。温暖化による異常気象や海面上昇が人々の暮らしに影響を及ぼしているモルディブで、サステナビリティ…

シリーズ:モルディブで、サステナビリティーについて考えた(第3回)

国連広報センターの根本かおる所長は、2018年3月10日から16日、インド洋の島国モルディブを訪問し、気候変動対応の最前線や国連の活動などを視察しました。温暖化による異常気象や海面上昇が人々の暮らしに影響を及ぼしているモルディブで、サステナビリティ…

シリーズ:モルディブで、サステナビリティーについて考えた(第2回)

国連広報センターの根本かおる所長は、2018年3月10日から16日、インド洋の島国モルディブを訪問し、気候変動対応の最前線や国連の活動などを視察しました。温暖化による異常気象や海面上昇が人々の暮らしに影響を及ぼしているモルディブで、サステナビリティ…

シリーズ:モルディブで、サステナビリティーについて考えた(第1回)

国連広報センターの根本かおる所長は、2018年3月10日から16日、インド洋の島国モルディブを訪問し、気候変動対応の最前線での国連の活動などを視察しました。温暖化による異常気象や海面上昇が人々の暮らしに影響を及ぼしているモルディブで、サステナビリテ…

写真で綴る、国連事務総長の訪日 

今年1月1日に就任したアントニオ・グテーレス国連事務総長が、日本滞在時間24時間という短時間ではありましたが、就任1年目に日本を訪問。気候変動のパリ協定採択からちょうど2年にあたる12月12日にフランス政府・国連・世界銀行がパリで共催した「One Planet…

連載:アフガニスタンで平和について考えた  ~ 根本かおる所長のブログ寄稿シリーズ (最終回) 悲観的なムードの中で平和をつくるチャレンジャー、山本忠通特別代表

私のアフガニスタン訪問記・連載ブログの第5回は、同国に展開する世界最大の国連特別政治ミッション、UNAMAを率いる山本忠通・事務総長特別代表をご紹介します。治安の悪化、失業、腐敗の蔓延によって、国民の間に悲観的なムードが広がるなかで、和平と復興…

連載:アフガニスタンで平和について考えた  ~ 根本かおる所長のブログ寄稿シリーズ(全5回) (4)女性の井戸端会議力はいずこも同じ

今回のブログでも、アフガニスタンのさまざまな女性たちを紹介したいと思います。首都カブールでジャムやクッキー、バスケット、ニット製品、アクセサリーをつくって販売する女性たち。バーミヤンで出会った、ユニセフが支援する医療活動を支える女性たち、…

連載:アフガニスタンで平和について考えた  ~ 根本かおる所長のブログ寄稿シリーズ(全5回) (3)アフガニスタンへの難民の帰還ラッシュ

シリアに次いで世界で2番目に難民を生み出しているアフガニスタン。実は今、パキスタン、イランから難民が同国に戻る帰還ラッシュが起こっています。2016年には100万人を記録し、2017年には120万人が帰還すると予想されています。4月29日から5月3日にかけて…

連載:アフガニスタンで平和について考えた  ~ 根本かおる所長のブログ寄稿シリーズ(全5回) (2)アフガン女性たちが平和をつくる

アフガニスタン訪問記の第2回は、同国での女性たちとの出会いにスポットを当てます。UNAMAのフィールド事務所を率いるフィリピン出身の女性所長との出会いや、Afghanistan Justice Organization、Medica Afghanistanなど、同国の市民団体をけん引する女性た…