国連広報センター ブログ

国連のさまざまな活動を紹介します。 

Entries from 2025-01-01 to 1 year

大阪・関西万博を振り返って 国連パビリオンは何を伝えたのか

国連も出展した2025年大阪・関西万博は、半年の会期を経て10月13日に閉幕しました。国連パビリオンの広報担当、寺井浩介が184日間を振り返ります。 寺井浩介(てらい・こうすけ)【略歴】1989年兵庫県生まれ。東大大学院修了後、経済紙記者として国際ニュー…

国連総会ハイレベルウィーク開幕 - 課題解決への選択を

国連総会ハイレベルウィーク開幕に寄せた、国連広報センターの根本かおる所長の寄稿をお届けします。 *** 毎年9月下旬、ニューヨークの国連本部は1年で最も忙しい時期を迎えます。 今年は9月22日から30日、ハイレベル会合が目白押しの第80会期国連総会の…

写真でつづる、アントニオ・グテーレス国連事務総長の訪日

アントニオ・グテーレス国連事務総長は、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)、2025年大阪・関西万博に出席するため、2025年8月下旬に訪日しました。事務総長としての訪日は2年ぶり、7回目です。 *** TICADとは、Tokyo International Conference on African …

国連創設80周年:苦難を国連の再生につなげるために

国連創設80周年の節目に寄せた、国連広報センターの根本かおる所長の寄稿です。 *** 今年は第2次世界大戦の終結から80年であり、2つの世界大戦を受けて設立された国連にとっては創設から80年の節目の年だ。 1945年6月26日に開かれたサンフランシスコ会…

ダカールから横浜へ:アフリカの未来はなぜ日本の未来なのか(後編)

2025年8月20日~22日、日本、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)の共催のもと、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が横浜で開かれます。TICAD9開催を前に、在ダカール国連広報センター斉藤洋之所長による寄稿を前編・後編…

ダカールから横浜へ:アフリカの未来はなぜ日本の未来なのか(前編)

2025年8月20日~22日、日本、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)の共催のもと、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が横浜で開かれます。TICAD9開催を前に、在ダカール国連広報センター斉藤洋之所長による寄稿を前編・後編…

「再び被爆者をつくらないで」――原爆投下から80年 ヒバクシャの訴え

広島・長崎に原爆が落とされてから、2025年8月で80年になります。被爆者は「核兵器は人類と共存できない」と声を上げ続け、「ヒバクシャ(Hibakusha)」という言葉は国際的に認知されるようになりました。しかし、核兵器の惨劇を二度と繰り返してはならない…

写真でつづる、フレミング国連事務次長(グローバル・コミュニケーション担当)の訪日

国連広報センターが所属する国連グローバル・コミュニケーション局のトップ、メリッサ・フレミング国連事務次長が5月末に訪日しました。2年半ぶりとなった訪問の間、フレミング事務次長は朝から晩まで精力的にさまざまな日本の関係者と対話し、協力関係を…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える 特別編(3)南スーダンにおける航空安全 新山英亮3等陸佐 寄稿

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。現地で出会ったUNMISS司令部に派遣されている3人の自衛隊員の方々に任務の詳細…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える 特別編(2)学生時代にみた国連ミッションと今 皆川桃子3等陸佐 寄稿

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。現地で出会ったUNMISS司令部に派遣されている3人の自衛隊員の方々に任務の詳細…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える 特別編(1)「東北のために」から「南スーダンのために」喜田一磨3等陸佐 寄稿

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。現地で出会ったUNMISS司令部に派遣されている3人の自衛隊員の方々に任務の詳細…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(6)「日の丸」の重み 

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(5)気候変動の影響、女性の安全へのしわ寄せ大きく

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(4)気候ショックと安全保障:国連PKOによる対応の最前線

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(3)緊張の高まりに奔走する国連PKO幹部たち

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える(2)脆弱な和平プロセスにおける、世界最大クラスの国連PKOの活動

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

国連PKOの現場から、国連の存在意義と日本の貢献を考える (1)なぜ今、南スーダンなのか?

国連広報センターの根本かおる所長は、2025年3月2日~9日に南スーダンを訪問し、同国に展開する国連PKOの「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」の活動を視察しました。国連の代表的な平和活動である国連PKOの最前線を、シリーズでお伝えします。 第…

陸上自衛官の活躍:インドネシアでの地域能力の強化

国連の平和維持要員を訓練するには何が必要か考えたことはありますか。ヒントです。それは最新の技術や最新の装備ではありません。一言で言えば、「パートナーシップ」です。 実習中のブルドーザーに乗る増田3曹(左) ©陸上自衛隊 2030アジェンダの目標の…