国連広報センター ブログ

国連のさまざまな活動を紹介します。 

国連の仕事を垣間見て

インターンの山田朋枝です。

私のインターンは、第68回国連総会の開幕である2013年9月17日にスタートしました。毎朝、国連に関する新聞記事のクリッピングをしながら、この国連組織内に自分がインターンとして存在しているのを夢のように感じたことを今でも覚えています。

インターンを通じて、様々な仕事を経験しました。最も心に残ったものの一つとして、国連 政治局アフリカⅠ部 鈴木 彩果 次長のテレビ電話インタビューがあります。聞き手である根本所長の横でインタビューに同席し、鈴木次長から国連本部と、アフリカのコンゴ、ソマリヤといった紛争で傷ついた地域での仕事の話を直接聞くことができました。「平和と安全保障への取り組みは、良い面ばかりが成果として続くわけではない。それでも、継続するモチベーションは、仕事への信念」という次長の言葉には、とても重みを感じました。また、公益財団法人 フォーリン・プレスセンター赤阪 清隆 理事長、外務省 総合外交政策国連企画調整課 関口 昇 課長のインタビューにも同行し、国際機関で働くことを目指す若者に向けてのアドバイスを直接うかがうことができました。

f:id:UNIC_Tokyo:20131226114311j:plain
国連訪問にきた中学生グループに国連の旗の意味を説明しています。

中高生を対象に行う国連訪問もまた、思い出深い仕事です。自分が国連の歴史や活動、国連広報センターの仕事についてのレクチャーを担当するので、事前準備では勉強になることも多くありました。アンケートの感想に、感謝の言葉をもらえた時は、とても嬉しく、やって良かったと感じたものです。

f:id:UNIC_Tokyo:20131225113909j:plain
インターンの友人たち、一番右が私です。

インターンでは、仕事だけでなく友人にも恵まれました。アフガニスタンから来たインターンからは、アフガニスタンに関するたくさんのことを教えてもらいました。こういった出会いや文化交流も、国連広報センターでのインターンの醍醐味かもしれません。21世紀を生きる私たちにとって、とても重要な「国際協力」。その仕事の一部を垣間見れたことは、お金には変えられない価値であると強く思います。これからも、自分にできる国際協力を続けてゆきたいと思います。