インターンの橋本ひかりです。
私は2013年10月から約3ヶ月間、国連広報センターでインターンとして勤務しました。 さまざまな業務に関わりましたが、中でもとても印象深かったのが「人権デー2013」の特集です。この企画において、私はインタビューに同行し、記事の編集を担当しました。
障害者雇用に熱心に取り組む企業や関係者の方々にインタビューし、実際に働く現場の様子も見学しました。この取材を通して、障害者の人々を取り巻く環境について、そしてこれから社会の意識がどのように変わっていくべきなのか、私なりに理解を深めることができ、貴重な経験となりました。また、取材方法や記事編集、校正などの技術的な面でも非常に勉強になりました。
また10月には、国連事務局の人事担当の職員が来日して開催されたアウトリーチ・ミッションに参加しました。各国連機関の人事担当者が集まり、説明会が日本で開催されるというのはなかなかない機会で、この場にいられたことがとてもラッキーだったと思っています。実際に現場で働く国連職員の生の声を聞くことができ、私も国連で働きたいという思いがますます強くなりました。これまでは、日本人は欧米諸国の人々と比べると劣ってしまうのではないか、という不安がありました。しかしお話の中で「日本人の真面目な仕事ぶりと勤勉さ、中立性が求められている」と聞き、もっと自信を持ってもいいのだと思いました。
この3ヶ月間、素晴らしい職員の方々からさまざまなことを学び、インターンのかけがえのない仲間を得ることができてとても嬉しく思っています。今後は大学院に戻り勉強を続けていきたいと思います。