今年1月1日に就任したアントニオ・グテーレス国連事務総長が、日本滞在時間24時間という短時間ではありましたが、就任1年目に日本を訪問。気候変動のパリ協定採択からちょうど2年にあたる12月12日にフランス政府・国連・世界銀行がパリで共催した「One Planet Summit」出席後、飛行機に飛び乗り、13日夜に東京に到着。14日は朝7時50分から夕方5時40分まで、多くの重要なステークホルダーに会うために、まさに分刻みの日程をこなしました。UHCフォーラムのスピーチでは、UHCが単に健康だけでなくSDGs全体の推進の礎であることを強調するとともに、2019年に国連でUHCサミットを開くことを明らかにしました。さらに、様々な機会をとらえて日本への感謝と多国間主義への日本の貢献に対する期待を繰り返し伝えました。
JICA(国際協力機構)北岡理事長の表敬
中根外務副大臣主催の国会議員との懇談会 - ポルトガルの議員・首相を務めた事務総長は、日本の国会議員との懇談はこれが20回目、とのこと!
UHC Forumハイレベル会合にてスピーチ
SDGs市民社会ネットワークとの対話
安倍総理大臣主催昼食会
上智大学にて「グローバル課題 ~ 人間の安全保障の役割」をテーマに講演
外務省主催国連壁新聞コンテスト受賞者との記念撮影
上智大学学長・理事長と懇談
日本記者クラブでの記者会見 ー 日本記者クラブによると、同クラブでの記者会見は8回目となります!
昨日,グテーレス国連事務総長とお会いしました。前回大臣時に難民高等弁務官として法務省にお越し頂いて以来の再会でしたが, #京都コングレス に向けた法務省の取組を「fully support」するとおっしゃって頂きました。法務行政は,SDGsの理念そのもの,率先して取り組みます。 pic.twitter.com/AZAaLr8UU9
— 上川 陽子 (@Kamikawa_Yoko) 2017年12月15日
UNICチームと写真をパチリ
空港の待合室でUNICチームとパチリ
強行軍をこなしてニューヨークに戻ったのは現地時間の14日夜。翌15日には、日本の河野外務大臣が議長を務めた安全保障理事会の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による核・ミサイル開発への対応を協議する閣僚級会合に出席しています。この閣僚会合は日本でも大きく報じられましたが、あの場に出席して発言した事務総長は日本からニューヨークに戻った直後で、事情を知る私は、映像を見て彼のスタミナに舌を巻いた次第です!事務総長は事務総長としては初めての訪日ですが、国連の立場では今回で15回目の日本訪問と語りました。今後定期的に日本を訪日してくれることを日本に拠点を持つ国連の事務所の立場から大いに期待しています。