国連広報センターの仕事に就いて、１ヶ月あまりになります。しばらくフリー・ジャーナリストとして、自宅での執筆を中心とする生活を送っていたため、朝の通勤ラッシュに慣れることができるかが心配でしたが、杞憂だったようです。もしかすると、通勤時の混雑は日本人のDNAにしっかり組み込まれているのかもしれません（！）。
マスコミや政府関係者に就任のあいさつまわりをする一方で、秋は様々なイベントが目白押しです。１０月５日には「国際ガールズ・デー」を記念した女子教育の必要性を訴えるイベントでモデレーターを務めさせていただきました。
プラン・ジャパンの招きで来日したパキスタンの大学生、イルム・ヌールさんが様々な困難を乗り越えて勉強する思いを直接聴衆に訴えてくれました。私自身、まだまだ女性が就くことのできる職業が限られていた時代に、質の高い教育のおかげで社会の扉を自分の力でこじ開けることができたと感じていますので、共感する点が多くありました。国連広報センターのインターンを務めている学生たちがウェブサイトでの報告記事にまとめようと、同年代のイルムさんをインタビューしています。どんな記事になるかが楽しみです！
先日、とても嬉しいことがありました。プロフィール写真を、写真家の小林紀晴さんに撮影していただいたのです。『ASIAN JAPANESE』『メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年』で知られる小林さんは以前からファンで、撮影をご快諾いただき、大感激でした。素敵な写真に仕上げていただき、光栄です！ 
今月はたくさんのイベントがあり、多くの出会いに恵まれそうです。折に触れて、このような形でブログにて、皆さんにご報告したいと思います！
国連広報センター所長：根本かおる
