Entries from 2016-01-01 to 1 year
シリーズ第6回は、国連地雷対策サービス部(UNMAS)の南スーダン事務所に6月まで勤務し、現在はUNMASシリアでプログラムオフィサーとして勤務する吉岡由美子さんです。南スーダンは、独立までの長い紛争とその後の国内紛争で、多くの地雷やクラスター爆弾な…
国連事務局アフリカ特別顧問室(OSAA)のプログラムオフィサー田川慶さんは、8月27・28日にナイロビで開かれるアフリカ開発会議(TICAD VI)を共催する国連事務局の一員として準備に追われています。田川プログラムオフィサーは、アフリカ4か国で村落開発や…
シリーズ第5回は、国連訓練調査研究所(UNITAR)広島事務所の隈元美穂子所長です。南スーダンでは女性の地位が著しく低く、社会参加の機会の不均衡は、国の持続可能な開発を阻んでいます。UN Womenによると、女性の非識字率は男性の2倍も高く、女性はジェン…
今年3月末から国連広報センターで働いた5人のインターンが6月末に卒業しました。 UNICでの体験を振り返った5つのストーリーをお読みください。 【宮内栄 / Ei Miyauchi】 こんにちは!2016年春インターンの宮内栄です。現在国際基督教大学4年で、卒論執筆の…
連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」第4弾は、茶木久実子(ちゃき くみこ)さんのお話をお届けします。好きな学問を追求した結果、国連の職員となり、人事の仕事でフィールドに出向いて、国連の仕事でのやりがいを強く感じたそうです。ベテランの人事担…
シリーズ第4回は、世界的な人の移動の問題を扱う国際移住機関(IOM)を取り上げます。南スーダンでは2013年12月に起こった紛争とその後の洪水の影響で、多くの人々が国内避難民(IDP)や国外への難民となり故郷を離れました。IOMは、国境管理官に技術トレー…
youtu.be 所長の根本です。今年は持続可能な開発目標(SDGs)の実施元年です。先のG7伊勢志摩サミットでも主要議題の一つとして議論され、首脳らが不平等の解消や環境保護などを推進して持続可能な社会にメドをつけつつ、2030年までにあらゆる形態の貧困をなく…
シリーズ第3回は、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)広報部アウトリーチユニット統括の斉藤洋之さんです。斉藤さんが統括するアウトリーチユニットは、南スーダンの人々にUNMISSの活動を正確に理解してもらい、地域の人々との関わりを深め、国連ミッ…
シリーズ第2回は、南スーダン派遣施設隊第9次要員政策補佐の中塩愛さんです。50年以上にわたった紛争がようやく終わり、2011年に独立したばかりの南スーダンは、インフラがほとんど整備されていません。南スーダンの国連平和維持活動(PKO)部隊(国連南スー…
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は5月26・27の両日、三重県志摩市で開かれたG7伊勢志摩サミットのアウトリーチ会合に出席するため訪日しました。今回のサミットは、持続可能な開発目標(SDGs)が2015年9月に国連総会で採択されてから初めて開かれたもの…
2016年8月27~28日、ケニアで第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)が開催されます。初めてアフリカで開催されるTICADに向けて、国連広報センターでは日本の自衛隊が国連PKOに参加し、また多くの日本人国連職員が活動する南スーダンを事例にして、様々なアクター…
シリーズ最終回は、国連人道問題調整事務所(OCHA)フィリピン事務所から小出圓(こいで まどか)さんのお話をお伝えします。OCHAの役割は災害や紛争時にいち早く現場に入り、人道危機の実態とそれに対する支援・貢献可能なステークホルダーの所在分布などを俯…
シリーズ第11回は、国連人道問題調整事務所(OCHA)人道問題調整官の高尾裕香さんです。人道支援のための資金不足が深刻な問題となっている中で、災害や人道危機が起きた場合でも迅速な対応ができるよう、OCHAは資金や実施団体集めや資金の効率的な運用にお…
シリーズ第10回は国連広報センターの根本かおる(ねもと かおる)所長による、南スーダンレポートをお届けします。現在国連PKOミッションは世界で16ヵ所展開されており、3番目の規模の国連南スーダンミッション(UNMISS)は唯一、文民を保護区で直接保護して…
連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」第3弾は、三上俊生さんです。国連世界食糧計画(国連WFP)と国連本部に20年以上勤め、船や航空機による輸送サービスの調達に従事されてきました。普段、新聞やテレビで目にすることはあまりありませんが、調達部は、…
シリーズ第9回は、特定非営利活動法人難民を助ける会(AAR)理事長・立教大学大学院教授の長有紀枝(おさ ゆきえ)さんの話をお伝えします。認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)の理事も務められる長さんに、日本人が問われている人道支援について…
「わたしのJPO時代」第14回は、世界保健機関(WHO)カンボジア事務所の保健システム開発アドバイザー兼上級プログラム管理官である竹内百重さんの話をお届けします。WHO職員の突然の電話から、年齢制限ギリギリでJPOを受験した竹内さん。2人の娘を連れてジュ…
スポーツ無しには子どもの将来は見えないといっても過言ではありません。スポーツは我々が想像する以上に大きな作用をもたらします。ただ健康に良いという認識ではなく、脳科学の視点から脳に良い影響をもたらすことが確認されています。定期的なスポーツは…
シリーズ第8回は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)元難民保護官で現在JICAシニア・アドバイザーの帯刀豊さんです。「難民の数、そのニーズは増え続け、人道支援の許容範囲を越えつつあります。この閉塞的な状況を抜け出すための一つの方策は、難民に出口を…
2016年2月28日(日)、東京マラソン2016。青空の下、真っ青なTシャツを着た7人組が東京の街を駈け抜けました。国連UNHCR協会公認企画「難民かけはしプロジェクト」のランナーたちです。 「日本と難民の方々のかけはしになる」その思いを胸に42.195kmのフルマラ…
シリーズ第7回は、今年1月末まで、国連開発計画(UNDP)対外関係・アドボカシー局で勤務された二瓶直樹(にへい なおき)さんの話をお伝えします。UNDPは世界中で起こる自然災害や紛争といった緊急性の高い危機対応などに対処するため、政府やその他の国連機…
「100やらなくてもいい、10でも、1でもいい。それでも0よりずっといいから」と、知花くらら国連WFP日本大使が、現地視察での経験や感じたこと、さらに「私たちにできること」について、1月22日、明治大学にて開催されたセミナーで語りました。これは、2015年…
シリーズ第6回は、国際協力機構(JICA) 国際緊急援助隊事務局の江崎晴香さんです。JICAは地震や津波といった自然災害や、事故をはじめとした紛争に起因しない人的災害に対して国際緊急援助を行っています。大規模な自然災害発生後に現地で迅速に支援を提供す…
「わたしのJPO時代」第13回は、元WFP 国連世界食糧計画(国連WFP)のアジア局長、忍足謙朗さんの話をお届けします。偶然にも外務省の方から国連で働かないかと声を掛けられたことからUNDP(国連開発計画)で働き始めた忍足さん。小さなリビアのオフィスで根…
シリーズ第5回は、赤十字国際委員会(ICRC)の佐藤真央さんです。赤十字機関の中で一番最初にできたICRCは、紛争地に特化して人道支援を行っています。赤十字というと日本では医療のイメージが先行しますが、戦禍の人々に寄り添い、命と尊厳を守ることを使命…
「わたしのJPO時代」第12弾は、現在UNDPアジア太平洋地域事務所で、HIV/保健関連の政策スペシャリストとして働いている宇治和幸さんの話をお届けします。「何をしたいのか」を明確にすること、またどんな仕事にも「もうひと手間」かけることで、着実にステッ…
シリーズ第4回は、国際移住機関(IOM)ソマリア事務所、保健衛生事業コーディネーターの伊藤千顕さんです。約20年間も紛争状態にあったソマリアで、人道危機の再発を効率的に防ぐため、それぞれのアクターの専門性や得意分野を最大限に活かした人道支援の実現…
連載「日本人元職員が語る国連の舞台裏」第2弾は、植木安弘さんです。国連に30年ほど勤め、広報局や事務総長報道官室からイラクでの大量破壊兵器査察団まで幅広い活動に従事されてきました。国連本部からフィールドまで数多の経験を持つ植木さんからは、思わ…
シリーズ第3回は、国連児童基金(UNICEF)東アジア・太平洋地域事務所緊急支援専門官の根本巳欧さんです。21世紀、人道ニーズが複雑化している背景には、紛争や災害に苦しむ何億人もの子どもたちの存在があります。被災地における速やかな学校復興の重要性な…
シリーズ第2回は、WFP 国連世界食糧計画(国連WFP)南・東ダルフール地方事務所プログラム統括の日比幸徳さんです。2015年7月に、緊急支援活動フェーズから復興・開発型の支援へ移行したばかりのスーダンで、被災地での個々の脆弱性に着目し、人道ニーズの複…