今年の3月末から国連広報センターで働いた3名のインターンが6月末に卒業しました。
UNICでの体験を振り返り、今後の抱負を語ってもらいました。
インターンとして参加したイベント
100万人のキャンドルナイト(6月21日)
国連訪問
江川温子(えがわ あつこ)
私は開発途上国の教育の普及に取り組むため、今秋イギリスの大学院で開発学を学びます。
大学卒業後、民間企業で勤めていた私にとって、UNICでのインターンは毎日が勉強でした…国際外交の第一線で活躍されている方々や国連の高官と直接お話しをさせていただく中で、地球規模の課題に取り組む姿勢や手法を間近で学ぶことができたのも、国連を統括する事務局に属し、広報という多角的な仕事をしているUNICだからこそだと思います。
相沢育哉 (あいざわ いくや)
今年の9月から英国の大学院でカリキュラム開発の勉強をします。同時期にインターンとして業務に取り組んだ江川さんと同様で、私も大学卒業後に民間企業での勤務を経験した後にUNICでのインターンを開始しました。日々の業務は大変に刺激や学びが多く、大いにやりがいのある仕事ばかりでした。国連という枠組みで働くからこそ関わることのできるダイナミックのある業務にも職員の方々の指導を受けながら、携わることができました。
私にとって、日々の業務や参加するイベントを通して最も印象深かったことは、国連職員や外交官の方々が日本の若者に対して抱いていらっしゃる大きな期待や想いでした。アンダーレプと表現される、分担金の割合に応じた国連職員全体に占める日本人職員の割合の低さが訴えられる今日、日本の若者が国連に入り、グローバルな課題の解決に取り組んでいくことの重要性を身をもって感じました。今後の世界規模での平和構築は、チャレンジ精神にあふれる可能性に満ちた若者に託されていると思います。このUNICでのインターンを通して、学んだ事柄は将来のキャリア形成において非常に有意義なものでした。このように素晴らしい機会を与えて下さったUNICの職員さん、そして共に業務に取り組んだインターンの皆様、本当にどうも有難うございました。
仲本真理子 (なかもと まりこ)
日本人インターンとして活動させて頂きました仲本真理子です。今年3月に慶應義塾大学文学部を卒業し、9月からロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでメディアと開発学の修士号を取得予定です。私は大学在学中の留学以外は20年以上日本に暮らしていたため、国際色豊かな顔ぶれに大変刺激を受けました。国際機関の広報活動という実務に携わることで国際情勢を生活の一部として身近に感じられただけでなく、持続可能な開発や地球温暖化など地球規模の課題を扱い第一線で活躍する人々と関わることができ、日本人としてグローバルなキャリアを考える大変貴重な機会を頂きました。また、同期のインターンが偶然にも全員英国へ進学予定だったため、同じ境遇の友人に出会い語り合うことができたのはこの3ヶ月の貴重な財産でした。
本インターンに応募して下さる方々にとって、あっという間だけれど濃いこの3ヶ月間が、世界を舞台に働く将来を考える一助になればと思います。
キム・ガウォン
こんにちは。3ヶ月間UNICでインターンした韓国出身のキム・ガウォンです。小学時代と高校時代を海外で過ごしたことから国際情勢、特に東アジアの問題に興味を持つことになりました。今年の9月に早稲田大学国際教養学部を卒業し、来年、ロンドンの大学院に進学して国際関係学の修士号を取得する予定です。国際機関でのキャリアを夢見ていて、UNICでインターンすることにしました。UNICでのインターンシップを通じて国連の仕事に接することができて、この経験は今後のキャリアの勉強になると思います。国際的な職場で働きたいと思う方なら、UNICでインターンとして働いてみませんか?
My name is Gawon Kim and I have been an intern at UNIC Tokyo for the past three months. As a Korean growing up with international experiences, I have always been interested in international affairs, especially East Asian issues. I am due to graduate from School of International Liberal Studies at Waseda University this September, and commence my postgraduate studies in international relations in LSE next year. Since I am highly interested in working at an international organisation, I decided to participate in the UNIC Tokyo internship programme.
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My internship at UNIC Tokyo was an excellent introduction to the work of the UN and I am confident that the experience will greatly help me in my further pursuit of the organization. I would recommend this internship to any young person interested in an international career, student or professional, Japanese or non-Japanese.