国連広報センター ブログ

国連のさまざまな活動を紹介します。 

インターンシップを通して得たもの

こんにちは!インターンのカミラ・ギュルブレッケンです。ノルウェーから来ました。

国連広報センターでのインターンシップは、本当に素晴らしい経験でした。幅広い種類の仕事を経験することができ、短期間でとても多くのことを学ぶことができるのです。仕事は、職員の皆さんや他のインターンと共同でやることもあれば、一人でこなすものもあります。国連組織の一部に所属し、学び、経験したことは、将来、国際機関で働く上で確実に有益となるでしょう。

わたしは東京の国連広報センターに来る前、アフリカにあるガーナの国連広報センターでインターンシップをしました。その時、他の地域の国連広報センターで、自分の知識や能力をより広げたいと思いました。国連広報センターは世界中63ヶ所に点在しており、地域によってその性質は異なります。なぜなら、それぞれ取り組むべき問題が違うからです。

わたしの国連広報センターでのインターンシップ第一週目は、幸運なことに、ザイナブ・バングーラ国連事務総長特別代表(紛争下の性暴力担当)に会うことができました。彼女の話は、聞くに堪えないほど残酷な事実を含んでいましたが、同時に、彼女が考える、紛争下にいる世界中の女性を救うための方策を聞いて、とても感銘を受けました。

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このインターンシップの中で、特に印象的だったことは、国連・開発と平和のためのスポーツ事務局(UNOSDP)主催の第8回ユースリーダーシップキャンプ東京大会を訪問したことです。キャンプの目的は、開発と平和のために、スポーツの分野で活躍する若いコミュニティーリーダーを集め、彼らに理論的な知識や実用的な技術を新たに身につけてもらうことです。参加者は帰国後、自分たちの地域の活動に、キャンプで学んだことを活かすことができます。

わたしたちは、ウィルフレッド・レムケ事務総長特別顧問(開発と平和のためのスポーツ担当)と、参加者の一部にインタビューをしました。わたしは写真撮影を担当しましたが、最高にすばらしい経験でした。個人的に、フォトグラフィーやソーシャルメディアに興味があるので、このインターンシップの経験を通して、将来のひとつの選択肢としてメディア分野も考えるようになりました。

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UNIC東京インターンたちとレムケ氏 (UNOSDPユースリーダーシップキャンプにて)

国連広報センターでのインターンを大いにお勧めします。この素晴らしい経験は、将来のキャリアのためだけでなく、今後の自己の発展につながると確信しています。