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国連関連6団体、初の合同採用説明会がスタート

「国連アウトリーチ・ミッション」による初の6団体合同採用説明会が、今月22日、早稲田大学でスタートしました。国連で働く日本人職員の増員を目指し、国連の活動やそこで働くことの意義、さらに各団体の活動内容や必要としている人材などを説明するのがこのミッションの目指すところです。

このミッションには、国連事務局(UN)、国連人道問題調整事務所(OCHA)、国連開発計画(UNDP)、国連人口基金(UNFPA)、国連児童基金(UNICEF)、国連ボランティア計画(UNV)の6団体の人事担当者が参加しています。

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国連の採用試験に関しては、JPO派遣制度やヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)の活用の重点的な説明に加え、正規職員以外にも短期的な雇用、ボランティアやインターンでの活動参加など、国連で活躍するための入り口は多岐にわたることが語られました。

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国連本部のマルタ・ヘレナ・ロペス人事担当責任者は、「国連はチームワークを必要とする組織で、専門的な能力はもちろんのこと、人間性および行動的側面も採用担当者は注目している」と強調しました。面接では、特に組織や物事を取りまとめた経験と、そこで得た成功だけではなく、失敗から学んだこと、次に生かしたいことなどを具体的にどう捉えているかがポイントとなるそうです。

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参加者は学部生から大学院生、社会人と幅広く、グループ・セッションでは、各担当者に直接質問して採用に関するアドバイスを受けるなど、参加者の積極的な姿が印象的でした。その日の夜に国連大学本部ビルで行われた社会人向けのセッションは満席となり、国連キャリアに興味を持つ社会人が多い様子がうかがえました。

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この国連アウトリーチ・ミッションによる合同採用説明会は24日(木)まで続きます。詳しくはhttp://www.unic.or.jp/news_press/info/4848/をご覧ください。