国連広報センター ブログ

国連のさまざまな活動を紹介します。 

TICAD7リレーエッセー “国連・アフリカ・日本をつなぐ情熱” (13)

第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が2019年8月28-30日、横浜市で開催されます。日本では6年ぶりとなるTICADに向けて、国連広報センターはアフリカを任地に、あるいはアフリカと深く結びついた活動に日々携わっている日本人国連職員らに呼びかけ、リレーエッセーをお届けしていきます。

 

取り上げる国も活動の分野も様々で、シリーズがアフリカの多様性、そして幅広い国連の活動を知るきっかけになることを願っています。第13回は、UN Women ケニア事務所の川原えりかさんです。 

 

第13回 UN Women

川原えりかさん


~平和と安全保障、カギを握るのは女性のエンパワーメント~

 

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東京都出身。中東、スイス、香港で育ち、アメリカのジョージタウン大学、ハーバード大学院を卒業。2016年よりニューヨークにて、国連インターンシップ、後に国連人道問題調整事務所 (UNOCHA)でコンサルタントとして経験を積む。2017年、プログラムアナリスト(国連ボランティア)としてUN Women ケニア事務所に着任。
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Climate Change from Up-Close: Using Sports to Personalize a Global Issue

The United Nations Information Centre has joined the campaign to raise public awareness of climate change through sports! In a Facebook Live event on 5 April entitled, “Take Climate Action with Sports!” UNIC brought high school students and representatives from the sporting world together to discuss society’s role in the fight against climate change.

 

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The event’s presenters pose, raising their arms to “fist pump” in a demonstration of their strong feelings towards fighting climate change. ©UNIC

The Global Effects of Climate Change

Climate change is a global issue and its effects are increasingly seen worldwide. Japan is no exception: Intense summer heat and torrential downpours have steadily become more common over the last several years and disrupt the daily lives of people all over the country. Movements to combat climate change have consequently emerged and grown in number all around the world. One such movement arose in the sports community, accruing widespread support from athletes worldwide and leading to the collaboration between environmental activists and the sports community.

It is evident that climate change affects the environment—but have you realized that it also affects sports? Climate change and global warming have significantly changed the natural terrains that athletes use to practice and play on. This is where the interests of environmental activists and the sports community align; athletes rely on the environment for their craft, just as the world requires a good environment for us all to thrive. The climate action and sports movement seizes on these interests—and on the world’s interest in sports—and consolidates them into one effort to grapple with climate change.

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TICAD7リレーエッセー “国連・アフリカ・日本をつなぐ情熱” (12)

第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が2019年8月28-30日、横浜市で開催されます。日本では6年ぶりとなるTICADに向けて、国連広報センターはアフリカを任地に、あるいはアフリカと深く結びついた活動に日々携わっている日本人国連職員らに呼びかけ、リレーエッセーをお届けしていきます。

 

取り上げる国も活動の分野も様々で、シリーズがアフリカの多様性、そして幅広い国連の活動を知るきっかけになることを願っています。第12回は、ニューヨークの国連事務局で活動支援局(DOS)に勤務する佐藤勝久さんです。

 

第12回 国連事務局活動支援局(DOS) 

佐藤勝久さん


~三角パートナーシップ協力の発展と課題~

 

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愛知県出身。東京大学法学部卒業、米国コロンビア大学にて国際関係学の修士号を取得。防衛省にて、ASEAN諸国との防衛協力や能力構築支援事業のほか、防衛予算及び防衛力整備に携わる。また、内閣府PKO事務局にて、自衛隊南スーダン派遣等を担当。2017年2月より国連事務局活動支援局にてTPPチームのパートナーシップ計画官。

 

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国連による物品・サービスの調達先企業になるために

入札情報自動配信サービス(TAS)のご案内 

         ~日本語リーフレットを作成しました~

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より多くの日本企業に国連システムの調達先企業となってビジネスを拡大してもらおうと、外務省の主催で国連ビジネス・セミナーが5月21・22日、都内で開催されています。

国連は途上国をはじめとする支援などに物品・サービスを各国企業から調達しており、国連システム全体での調達規模は2017年でおよそ186億ドルにのぼります。日本企業にも参入のチャンスは開かれており、国連側も日本企業に関心を持っています。日本は国連の通常予算・PKO予算にとって世界第3位の財政貢献国(分担率は8.564%)ですが、日本企業の国連システムによる調達への参入はまだまだ限定的で、前調達額の0.91%に相当するおよそ1億7000万ドル(世界第34位)にとどまっています。

調達に参入するには、まずはUN Global Marketplace(UNGM)に社ならびに提供できる製品・サービスについて登録する必要があります。その上で、さらに入札情報の自動配信サービス Tender Alert Service (TAS)に登録すると、更に社の製品・サービスに関連した新規入札案件や入札情報の変更についてEメールで自動的に連絡を受け取ることができます。

 UNGMの登録はこちらで⇒ https://www.ungm.org/Account/Registration

この自動配信サービスについて日本語のリーフレットを作成しました。

より多くの日本企業の参入を期待しています。

 

過去の関連記事

http://blog.unic.or.jp/entry/2015/02/25/155031

http://blog.unic.or.jp/entry/2016/04/15/140043

 

 

 

TICAD7リレーエッセー “国連・アフリカ・日本をつなぐ情熱” (11)

 第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が2019年8月28-30日、横浜市で開催されます。日本では6年ぶりとなるTICADに向けて、国連広報センターはアフリカを任地に、あるいはアフリカと深く結びついた活動に日々携わっている日本人国連職員らに呼びかけ、リレーエッセーをお届けしていきます。

 

取り上げる国も活動の分野も様々で、シリーズがアフリカの多様性、そして幅広い国連の活動を知るきっかけになることを願っています。第11回は、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)ベンティウ事務所長を務める平原弘子さんです。

 

第11回 国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS) 

平原弘子さん


平和への思い ー ベンティウ・PKOの現場から

  

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文民保護サイトの監視塔でガーナの国連警察部隊と。国連警察は国連軍とともに24時間体制でサイトのセキュリティを担っている(中央が筆者)

米国ミシガン大学にて環境政策の学士号、桜美林大学大学院にて国際関係学の修士号を取得。外務省主催のアソシエート・エキスパート試験に合格後、JPOとして国連計画バーゼル条約ジュネーブ)やユニセフ本部の水・衛生関係の部署に勤務。その後リベリアダルフールキプロスPKOミッションを経て2012年12月に国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)トリット事務所長に。異動により2016年2月よりベンティウ事務所長を務める。

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TICAD7リレーエッセー “国連・アフリカ・日本をつなぐ情熱” (10)

第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が2019年8月28-30日、横浜市で開催されます。日本では6年ぶりとなるTICADに向けて、国連広報センターはアフリカを任地に、あるいはアフリカと深く結びついた活動に日々携わっている日本人国連職員らに呼びかけ、リレーエッセーをお届けしていきます。

 

取り上げる国も活動の分野も様々で、シリーズがアフリカの多様性、そして幅広い国連の活動を知るきっかけになることを願っています。第10回は、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)で学術研究官を務める齊藤修さんです。

 

第10回 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS) 

齊藤修さん


~アフリカにおける持続可能な都市づくりに向けた課題解決 ―ガーナ、マラウィ、南アフリカでの取組みー

 

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北部ガーナの農村集落にて。左端が筆者(本人提供)

早稲田大学卒業後、米国タフツ大学にて環境政策修士号を取得。環境コンサルティング会社勤務を経て、東京農工大学にて博士学位(農学)を取得。大阪大学早稲田大学での研究教育実務を経て、2011年から国連大学にてアカデミック・プログラム・オフィサーとしてサステイナビリティ学に関する研究教育に従事。現在は、国連大学サステイナビリティ研究所のアカデミック・ダイレクターとして数多くのアフリカからの留学生(修士・博士課程)の研究指導しつつ、アフリカでの複数の研究教育プロジェクトに従事。 

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ケニアで考える:SDGs推進の国連のチーム力、そして日本とのパートナーシップ (5)

連載第5回(最終回) プラスチックごみとのたたかい

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Photo: IOM/Etsuko Inoue

根本かおる国連広報センター所長は、毎年国連と日本との協働が展開する現場のオペレーションを訪問し、日本の皆さんに報告しています。第7回アフリカ開発会議 が今年8月に横浜で開催されるのを前に、3月10日から20日までの日程でケニアにおける国連の活動を「SDGs推進の国連のチーム力、そして日本とのパートナーシップ」を主眼に視察してきました。

  • 文責は筆者個人。本ブログの内容は、国連あるいは国連広報センターを代表するものではありません。
  • 写真は特別の記載がない限り、国連広報センターの写真です。

 

第4回国連環境総会でプラスチックの船が注目を集める

 

今回のケニア訪問は、2年に1度の世界最高レベルの環境会議「国連環境総会」と期せずして重なり、世界中から関係者が4回目となる国連環境総会出席でナイロビに集結した熱気に直接触れることができました。 

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